ヨガとは?
ヨガの語源は、「馬に軛(くびき)をつける。」という意味のサンスクリット語「Yuji」です。軛とは、暴れまわる馬を結びつけておく道具であり、勝手気ままにに動きまわろうとする馬(=心)を御者が手綱によって制御すること、「結ぶ・コントロールする・バランスをとる」を意味します。
ヨガは本来、よりよく生きるための知恵として古来から伝わる哲学であり、自分の体と心をコントロールして、内なる私(真我)と大いなる我(宇宙)を結びつけ、究極の心の安らぎを創り出してくれます。
ヨガをして、呼吸とともに一つのポーズに留まりながら、いまの自分をありのままに受けとめる時、それがまさに『Sat Chit Ananda 』。
自分自身が偉大なる宇宙の法則の中で生かされ、常に守られて輝いている存在であることに気づかされる時、この世界にあるものがこの上なく大切に思われてくるのです。
namaste नमस्ते
身体を使ってポーズをとるヨガは、広い意味ですべてハタヨガと呼びます。ハタの「ハ=太陽(陽)」「タ=月(陰)」を意味し、陰と陽の対なるものを統合する力強いヨガです。身体や呼吸を使ってプラーナ(気)の流れを制御し、心をコントロールします。